トレイルランニングがマラソンに効果的な理由
1ダイエットに最適
起伏があり、長い時間運動するということは、その分、消費カロリーも増えるということです。
2ケガや故障の予防
欧米では、「トレイルランニングはランニングのケガや故障予防につながるからいいよね。」という認識で広まっています。この理由として、「不整地を走ることで、着地時の横方向への負荷に強くなるから」だと僕は考えています。ランニング障害の多くが、「ひざが内側に入る、外側に出る」「つま先が内側や外側を向く」といった体の歪みや癖から起こりますが、不整地のトレイルを走ることで自然と足が強くなるのです。
・脚力強化や心肺機能強化
平地で息切れするようなペースで走ることはなかなか難しいですが、トレイルランニングでは平地だけでなく、上りもありますので、誰しもがペースによって、心肺機能の強化や脚力の向上が期待できます。
・トレイルランでマラソンレース後半の粘り強い足づくり
トレイルランでは、20km走ったぐらいの足への疲労を簡単にかけることができます。つまり、マラソンで特に重要な後半のトレーニングができるわけです。
管理人:大阪府生まれ。トレイルランナーズ大阪代表、米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ。2012年に起業、日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ、マラソン作家。指導歴12年で、初心者にもわかりやすい指導と表現で定評がある。
自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。
2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。2024年10月にAmazon(アマゾン)より電子書籍『極寒!はじめての北極マラソン』を初出版。